CASE STUDY 12

キッチンとリビングをつなぐLDKリノベーション

  • 家族構成:ご夫婦+犬1匹
  • 広さ:68㎡
  • 間取り:1LDK
  • エリア:神奈川県横浜市
  • 築年数:39年
  • 概算工事費:1100万円

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

STORY

アクション

新築だとどこか“完成された空間”に感じてしまい、もっと自分たちらしい住まいをつくりたい——。
そんな思いから、リノベーションを選ばれたお施主様ご夫妻。

「料理をしながら食事ができる、食事をしながら料理ができる」そんな理想を叶えるため、
キッチンを住まいの中心に据え、リビングダイニングと一体化した空間づくりに挑戦されました。

リノベーションのポイント

1. キッチンを中心に据えた開放的なLDK

キッチンを中心に、リビング・ダイニングをゆるやかにつなぐ一体型プランを採用。
料理をしながら家族と会話ができる、まさに“コミュニケーションの中心”となる空間に仕上がりました。

LDK全体を見渡せる配置は、日常の家事動線をスムーズにするだけでなく、
食事や団らんの時間をより心地よいものにしてくれます。

2. 愛犬にも優しい、コルクフローリングの採用

床材は、お施主様が特にこだわられたポイントのひとつ。
「フローリングやタイルの硬さや冷たさが苦手」「犬が滑らない素材にしたい」
という想いから、やわらかく温かみのあるコルクフローリングを選定しました。

コルクは、物を落としたときの衝撃をやわらげる性質があり、
足ざわりも快適で、冬でも冷たく感じにくいのが魅力です。
滑りやすいコンクリート床とは違い、快適さと安全性を両立した理想の床材となりました。

3. 風と光を取り込む直線的な動線設計

リノベーションでは、廊下をまっすぐ通すシンプルな動線にこだわりました。
両側に窓を設けることで風が心地よく抜け、自然光が空間全体を包み込みます。

さらに、引き戸を壁の中に隠す設計とすることで、
開放時には空間がひとつながりになり、視覚的にも広がりを感じられる間取りに。
日常の動きがスムーズになり、どこにいても心地よく過ごせる空間が生まれました。

これからリノベーションを考えている方へ

実際に暮らし始めて感じたのは、
「思っていたより照明はいらなかった」「食洗機は自動で開くタイプを選べばよかった」というリアルな気づき。

家づくりでは、理想を追いすぎず、実際の生活シーンを具体的にイメージすることが大切です。
リノベーションは“自分たちの暮らし方”を形にできる絶好のチャンス。
心地よさや使いやすさにこだわることで、日々の暮らしがより豊かに変わっていきます。

さいごに

キッチンを中心に家族が集い、光と風が心地よく通り抜ける住まい。
お施主様が大切にした「自分たちらしい空間づくり」は、
毎日の暮らしに穏やかなぬくもりをもたらしています。