CASE STUDY 01

動線の無駄を省いて、時短が生んだ
「家族のやすらぎ空間」

家族のやすらぎ空間のイメージ
  • 家族構成:ご夫婦+お子様1人
  • 広さ:65㎡
  • 間取り:2LDK+WIC
  • エリア:神奈川県横浜市
  • 築年数:40年
  • 概算工事費:900万円

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

STORY

住宅購入のきっかけ

3年前にリフォーム済物件を購入したご家族。しかし、当初は内装のキレイさに惹かれて購入をされましたが、「生活をしているとだんだん間取りが使いづらく感じだし、さらにはキッチンから漏水をしてきた」ことや「子どもの進学を機に、住み替えを検討し始めた」と奥様。

住宅は『一度購入して終わり』だけではなく、中には住み替えをされる方もいらっしゃいます。そんなご家族のケースです。

ご本人の懸念点・不安要素

3年前は「キレイな内装が魅力的でリフォーム済物件を購入したが、同じような経験はしないよう、次は新築にするべきか分からなかった」と奥様。

実はリフォーム済物件には、しっかりと確認しないといけない注意点がいくつかあるため、見た目のキレイさだけで判断をしてしまうと今回のようなケースになってしまいます。

新築と中古を含めた住宅タイプで悩まれていました。

アクション

まずは新築物件を見に行かれ、「新築は全てが新しく、安心できる印象があったが、やはり価格が高く、なかなか簡単には理想の住まいは見つからなかった」とご主人。

次に一度経験をしているリフォーム済物件も見られたとの事ですが、「既に決められた間取りであったり、配管の刷新がされていない場合もあることを知り、新築同様に表面上の内装はキレイであるが、自分たちが理想とする暮らしに当てはまる物件もなかなか見つからなかった」と奥様。

そこで、現在の住まいでは間取りへの不安もあったため、『希望の価格とこだわりの間取りと内装のキレイさ』を全て実現するためには、『中古を買ってリノベーションをする』ことが自分たちの理想に一番近いとSNSの情報で知り、その後セミナーに参加し、『中古+リノベ』で進めていくことに。

物件購入+リノベーション

物件については、お子様の進学やご夫婦共に在宅勤務が増えたこともあり、今までの住まいからエリアを替え、物件価格や周辺環境を考慮して郊外にて選定することに。

「以前住んでいたリフォーム済物件では、各部屋にクローゼットがある間取りタイプであったため、洗濯物を各部屋に持っていく事が負担でした」と奥様が不満に思われていたため、収納は効率よく1箇所にまとめられるようにファミリークロークを設けました。

そこを洗濯物を仮干しすることもできるランドリールームと併用し、さらには洗面室から直接行き来できる動線を設けたことで、梅雨時期や花粉時期等を中心に室内干しができるようにしました。「無駄な動きが少なくなったので、本当に家事がしやすくなった」と奥様。

また、キッチンにはカウンターテーブルを設置したことで、ダイニングテーブルを置かなくて済むようにし、限られたLDKスペースでも無駄なく有効に使えるようにしました。

「朝の忙しい時間帯にさっと朝食をとれるようになったのは便利です」とご主人。

さいごに・・・

物件エリアは、元々都心部よりも少し落ち着いた郊外の方がご夫婦共にお好きではあったようで、「今まで住んでいたエリアにとらわれていた中で自分たちではその発想がなかっただけにご提案頂けたことで思い切って決断ことができて良かったです」とご主人。

また、当初は『中古物件=古い』というあまり良い印象ではなかったというご夫婦でしたが、「中古物件でも管理状態等がしっかりとした建物であったり、その先にリノベーションをすることで、これ程にも自分たちが理想としていた暮らしが叶えていけるのだと実感しました。

家事が時短できるようになり、お陰で家族でいる時間が増え、今まで以上に子どもとの会話も増えました」と嬉しそうにお話しされる奥様。

余分なものをなくしていくことで余白なひと時が生まれる暮らしを・・・そんなご家族の想いがつまった住まいです。