2023.08.30
【神奈川県】子育てしやすい街ランキングトップ5を紹介

子育てのしやすさには、地域のサポートや環境が大きく影響します。子育てしやすい街を選ぶにあたっては、自治体の取り組みや交通アクセス、周辺環境などを把握しておくことが重要です。
この記事は、子育てしやすい街を探している方に向けて、神奈川県の子育てしやすい街ランキングトップ5を紹介します。
また、神奈川県が行っている子育て支援や、エリアを選ぶときに注目すべきポイントも解説しているので、ぜひ参考に安心の街選びをしてください。
神奈川県の子育てしやすい街ランキング
神奈川県内の子育てしやすい街を、1位から5位まで紹介します。特徴や待機児童数、行っている主な子育て支援についても解説しています。
第1位:横浜市都筑区
神奈川県で最も子育てしやすい街は、住み心地ランキングでも高い位置にランクインし続けている横浜市都筑区です。港北区、緑区、青葉区に隣接しています。
特徴
横浜市都筑区は、港北ニュータウンの開発によって商業施設が充実した、利便性の高い街です。区内にある鉄道駅は2路線8駅と交通の便もよく、通勤や通学にも優れています。
駅付近は商業施設もあり、充実した環境で人どおりが多い一方、少し離れた住宅街は品がよく落ち着いた雰囲気です。
開発都市の印象が強いですが、農家も多く、農業専用地区や市街化調整区域も存在しています。「人間と自然」をテーマに掲げ計画的に整備しており、緑豊かな街づくりを実現しているため、便利なだけでなく自然も感じられる街です。
周辺環境にも優れ、区内には大きな医療機関があるほか、都筑中央公園や戸田公園など、広々とした公園もあります。横浜市都筑区は、子育て支援も充実しており、利便性と住み心地を両立させた、非常に子育てしやすい街といえます。
治安情報
都筑区は、治安もよい街です。実際に神奈川県警察が公開している犯罪数は、横浜県内でも低く、凶悪犯罪も少ない傾向にあります。商業施設のある駅周辺と、駅から離れた閑静な住宅街で人の多さは変わりますが、全体をとおして綺麗に整備された街です。
待機児童数
横浜市の公開しているデータでは、令和5年4月時点における都筑区の待機児童数は0人です。区内には、保育所などの施設が68箇所存在しています。
令和4年も待機児童数0人を達成しており、取り組みを強化していることが分かります。
子育て支援
都筑区は子育てしやすい環境に加えて、子育て支援の制度も充実していることが魅力です。
取り組みとしては、民生委員児童委員や主任児童委員などが家庭を訪問し、状況を確認したり情報を共有したりする「こんにちは赤ちゃん訪問」や、子育て情報メールマガジン「つづき・おひさまメール」があります。
また、区役所の家庭支援課では、子ども本人も含めて、どこに相談してよいかわからない悩みを打ち明けることができます。子どもが遊べるスペースや悩み相談ができる子育ての休憩所「Popola」があることも都筑区の特徴のひとつです。
第2位:横浜市西区
2位にランクインするのは、横浜駅やみなとみらいのある横浜市西区です。神奈川区、中区、南区、保土ヶ谷区に隣接している、横浜の中心的なエリアといえます。
特徴
横浜市西区は、横浜市の中央付近に位置し、全18区のなかで最も小さい面積をもつ区です。面積は小さいものの、都会的で洗練されたイメージからも人気が高く、人口密度は横浜市内でも上位に入ります。
横浜駅やランドマークタワー、パシフィコ横浜など、横浜を象徴するスポットが存在するため、他県からも多くの観光客が集まります。
品川駅まで約20分、渋谷駅まで約30分と都心へのアクセスも非常によく、利便性の高い街です。西区内に本社を置く上場企業が数多くあることも特徴的で、街の都会的な雰囲気を後押ししています。
駅から離れると住宅街もあり、文化的に充実しつつも落ち着いた生活が可能です。ショッピングや通勤に優れているだけでなく、病院や公園も多くあるため、子育て世帯からも人気を集めています。
観光や商業の面で発展を続けながら、自然や歴史ある下町情緒を残している西区は、非常に子育てしやすい街といえるでしょう。
治安情報
横浜市西区は、犯罪発生率から見ると横浜市内では高い傾向にありますが、その要因として、他エリアからの人の出入りの激しさが挙げられます。
また、商業施設や深夜営業店舗の数にも比例するため、繁華街を避けることで、便利でありながら子どもに悪影響の少ない生活を送れるでしょう。街灯も含め、夜間でも灯りが多いので安心できるというメリットもあります。
待機児童数
横浜市が公開している情報によると、西区の待機児童は令和5年4月時点で1名です。令和4年には、0人を達成しています。
子育て支援
西区も子育て支援に力を入れており、独自の取り組みも行っています。
妊婦の方とパートナーが参加できる「プレパパママクラス」は、妊娠期間中の過ごし方を伝える教室や、赤ちゃんのいる生活を前もって体験できる取り組みです。
また、子育て中の悩みを相談、共有できるグループミーティングを開催しており、近い環境にいる方々とも交流が可能です。
また、横浜市は令和元年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」の対象事業である、市型預かり保育「わくわく!はまタイム」にも取り組んでいます。保護者が就労や病気などによって、園の正規教育時間の前後に、家庭での保育が難しい場合に利用できます。
第3位:三浦郡葉山町
3位にランクインするのは、三浦半島の西北部に位置する三浦郡葉山町です。逗子市、横須賀市と隣接し、相模湾にも面しています。
特徴
葉山町は、自然にあふれるリゾート地のような街です。南側は相模湾、内陸側は山になっているので、海も山も近くに感じられます。江の島や富士山を眺められる葉山海岸は「日本の渚・百選」にも選ばれている名所です。
1894年、一色海岸沿いに皇室の別荘「葉山御用邸」が作られたことで、葉山町に注目が集まりました。恵まれたロケーションにより、葉山には、別荘や企業の保養所などが多く建設されています。
また、平坦な道が多いので、ベビーカーを押しての移動がしやすいことも魅力です。子育て世代の転入が多く、6歳までの子どもが毎年150人ほど引っ越してきています。ここ5年間での増加が著しく、子育てしやすい環境であることが徐々に認知されていることが分かります。
町内には鉄道網がないため、JR横須賀線の逗子駅、京浜急行線の逗子・葉山駅からバスを利用するのが主な交通手段となっています。東京駅からは約80分、横浜駅からは約45分です。
子どもが遊ぶ場所はたくさんありますが、まとまった買い物ができる施設は少ないので、車が必要になるケースは必然的に多くなるでしょう。葉山町は、豊かな自然のなかで、のびのびと子どもを育てたいと考えている方におすすめです。
治安情報
葉山町はゆったりとした穏やかな雰囲気もあり、治安がよい街です。神奈川県警察が公開するデータでは、葉山町の犯罪発生率は、0.43と神奈川県内で最も低く、凶悪犯罪の少なさもうかがえます。
待機児童数
葉山町が公開している情報では、令和3年4月時点での待機児童は22人です。昨年と比較して大幅に減少できており、取り組みを強化していることが分かります。
子育て支援
葉山町も、子育て支援には力を入れています。子育て支援センター「ぽけっと」では、親子で過ごす空間の提供だけでなく、子育てについての相談や、理由を問わない一時預かりも行っています。
また「たんぽぽ教室」は、未就学児童に小さな集団のなかでの生活を体験させることで、遊びやコミュニケーションの力をつけるための施設です。幼稚園、保育園と連携をとり、就学までの子育ての心強いサポートをしています。
さらに、小児医療費の助成制度では、子どもたちの健全な育成を支援するために、子どもの医療費による負担の軽減を図っています。町内に住み、健康保険に加入している0歳〜中学校3年生の子どもの通院や、入院にかかる医療費を助成します。
第4位:川崎市中原区
4位は川崎市中原区です。川崎市の中央付近に位置し、高津区や横浜市に隣接しています。多摩川に沿って緑地が広がる住みやすさも人気のベッドタウンです。
特徴
中原区は、川崎市内7区の中で人口・世帯数が最も多い区です。JR武蔵小杉駅を中心に開発され、周辺では大規模マンションや商業施設の整備が進んでいます。
東京や横浜へのアクセスがよいこともあり、人口急増率も非常に高い街です。電車は2つの路線がとおり、バスも利用すれば、交通アクセスに困ることもありません。
等々力緑地にある「等々力陸上競技場」は区のシンボル的存在であり「川崎フロンターレ」の本拠地として知られるほか、陸上だけでなくアメリカンフットボールやラグビーの会場としても使われています。
開発が進むイメージですが、神奈川県最大級の商店街などもあり、都会と下町の両方のよさを感じられることも魅力です。中原区は住み心地と子育てのしやすさから、今後も人気が高まっていくでしょう。
治安情報
北部に位置する中原区は住宅街が多いこともあり、犯罪発生率も低く、落ち着いた治安のよい街です。
川崎市自体は、神奈川県全体では平均的な犯罪発生率ですが、エリアによっては犯罪率の高い地域もあります。とくに市の南部は、繁華街や競馬場などがあることから、犯罪率は比較的高い傾向にあります。
待機児童数
川崎市が公開しているデータによると、令和5年4月時点で中原区の待機児童は0人です。減少を続け、2年前から連続で0人を達成していることから、子育て支援に力を入れていることが分かります。人口が多いなかでも、待機児童が0人であることは非常に魅力的なポイントです。
子育て支援
中原区は、子育て支援にも力を入れています。「子育ておしゃべり広場なないろ」は、子育て中の保護者が子どもを遊ばせながら交流できる場所です。子どもだけでなく、保護者にとっても交友関係をつくる、貴重な場所となっています。
また、初めての出産を迎える妊婦さんとパートナーの方が、妊娠期を健康に過ごすことができ、安心して子育てをスタートできるためのサポートをしているのが「両親学級」です。
中原区はさまざまな講座や相談会などを行い、情報ガイドブック「このゆびと~まれ!」でもタイムリーにイベント情報を発信しています。
中原区のある川崎市は「かわさき子育てアプリ」という独自のアプリを提供しています。提供のきっかけは、女性向け健康管理アプリ「ルナルナ」の利用者の声です。
アプリには、子育て関連の情報だけでなく、予防接種のスケジュールや子どもの成長記録の管理など、便利な機能が揃っています。
第5位:横浜市青葉区
子育てしやすい街ランキング5位は、横浜市青葉区です。横浜市では2番目に大きく、都筑区、緑区、川崎市、東京の町田市に隣接しています。
特徴
横浜市青葉区は人口も横浜市内で2番目に多く、住みたい街ランキングにも頻繁に選ばれています。駅周辺には大型の商業施設が、少し離れると閑静な住宅街がある、住み心地のよい街です。青葉区内には3路線10駅存在し、渋谷までは約20分と、交通アクセスに恵まれています。
商業地区と住宅地区がしっかりと分離されていることも特徴で、子どもが遊べる場所としては横浜市で一番広い公園「こどもの国」だけでなく、住宅街には緑豊かな公園もたくさんあります。
横浜総合病院をはじめ、多くの病院があることも魅力的で安心のポイントです。利便性が高く、都会的でありながら景観を重視した美しい青葉区は、子育てしやすい街であるといえます。
治安情報
青葉区は、見回りや清掃に力を入れているため、治安もよく落ち着いた街です。神奈川県警察が公開しているデータでも、横浜市内における青葉区の犯罪発生率は最も低くなっています。
待機児童数
横浜市のデータでは令和5年4月時点で、青葉区の待機児童数は0人です。昨年も0人を達成しており、待機児童を減らす取り組みをしていることが分かります。
子育て支援
青葉区も独自の子育て支援を行い、子育てしやすい街づくりに努めています。「放課後キッズクラブ」は、小学校を活用して、すべての子どもたちを対象に無償で遊ぶ場所を提供する取り組みです。
ひとりで過ごす留守家庭児童のフォローを続けているこの取り組みは、平成16年度に開始され、令和2年度からは横浜市のすべての小学校に設置されています。
また、青葉区は「Aonico」という独自の子育て情報発信アプリも提供しています。医療機関の検索や予防接種のスケジュール管理、子育てイベントの情報収集が主な機能です。
子どもの成長に合わせて、家族で情報や相談先を共有できる仕組みとして「こどもつながりろーどまっぷ」も作成しています。すごろく形式のロードマップを使って、妊娠期から青少年期まで順を追った確認が可能です。
また「ハローベビークラス」では、はじめて出産する妊婦さんとパートナーを対象にして講義を行っています。不安が多い方も妊娠中の過ごし方だけでなく、栄養や歯の健康など、具体的な注意点を確認できるので安心です。
子育てしやすい街の特徴
ここからは、子育てしやすい街に共通する特徴について解説します。
子育て支援制度の充実さ
まず、育児にまつわるサポートが充実していることが、子育てしやすい街といえる大きなポイントです。
子育て支援制度は自治体によって異なります。給付金の支給や医療費の助成によって負担を軽減するほか、子育てに関する知識をつけるための講座や悩みの相談ができる施設、一時預かりサービスの存在も支援制度としては重要です。
とくに少子化が課題となっている自治体では、より手厚い支援が用意されている傾向にあります。たとえば、埼玉県さいたま市や東京都豊島区では、家事と子育てを手伝うホームヘルパーの派遣があり、体調を崩した際のサポートも行っています。
自治体と家庭環境によって内容が異なる制度が多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
待機児童数が少ない
待機児童数が少ない地域は、施設や人材不足の問題をクリアしており、保育所での受け入れが可能です。
待機児童とは、保育所の利用資格があり、入所の申し込みを行ったにも関わらず、そうした施設を利用できていない未就学児をいいます。主な原因としては、施設や保育士の不足です。
待機児童問題の解消は全国的な課題であり、待機児童数は年々減少傾向にありますが、主に都市部では、さらに取り組みの強化を求められている地域も存在します。
厚生労働省の公開しているデータでは、1歳〜2歳の待機児童の割合が多く、移住を検討している方は把握が必要です。とくに育児復帰を検討している家庭において、待機児童の少なさは、安心要素として大きな魅力になります。
治安がよい
子育てをするうえでは、治安のよさも重要です。地域の雰囲気や夜間の灯りの多さは、子どもの安全を考える以上、欠かせない要素でしょう。
治安のよしあしに関わらず、トラブルに巻き込まれないための防犯意識は常に持つべきですが、穏やかで雰囲気のよい土地であれば、日々の通学や習いごとへ送り出すときの安心感にもつながります。
犯罪発生率などを見ながら、治安をある程度把握することは、より子育てしやすい街を選ぶひとつのポイントです。
周辺環境がよい
周辺に医療機関や公園などが多く、よい環境であることも見落とせないポイントです。子どもの急な発熱やケガに備えて、医療機関の充実は大きな安心につながるでしょう。
加えて、小児科や夜間診療のある病院、総合病院が周辺にあれば、さらに負担を減らすことができます。
子どもだけでなく、保護者にとってもよいコミュニケーションの場となるのが、公園や児童館です。悩みの相談や情報の共有、協力した子育てのきっかけにもなります。
また食料品から日用品、服飾雑貨などを1箇所で購入できる施設が周辺にあれば、子連れでの買い物にとても便利です。移動も負担になりやすい子育てにおいて、周辺環境のよさはかなり重要といえます。
歩道の幅が広くベビーカーが押しやすい
歩道の幅が広いなど、交通面での整備が行き届いていることは、子育てしやすい街であるポイントのひとつです。
赤ちゃんを連れての移動は、ベビーカーが中心となります。散歩や買い物では、階段が少なく、歩道の幅が広ければベビーカーが押しやすく、スムーズに移動が可能です。
安全面や、景観面はもちろん、子ども連れで移動中のストレスをなくすためにも、バリアフリー化が進んでいることが重要です。
子育て世帯が多い
子育て世帯が多いエリアであるかどうかも、子育てしやすい街を判断するポイントといえます。実際に子育てをしている方が多いエリアは、環境、制度ともに、育児面で優れていると考えられるでしょう。
また、保護者同士の助け合いも増えるので、地域全体で子どもを守る雰囲気が生まれやすくなるというのも大きなメリットです。
子育て世帯が多い地域では、必然的に子どもを対象にした商品を扱う店舗が増えるので、衣料品や子育てに関連した買い物にも困りません。子育てしやすい街を選ぶ際には、地域に住む世帯情報も把握しておくことがおすすめです。
交通アクセスがよい
通勤や買い物だけでなく、通学や子連れのアウトドアなどにおいても、交通アクセスのよさは重要です。とくに、子どもが小さいうちは保護者の負担も大きいので、選択肢が多いほどストレスが軽減されるでしょう。
電車やバスの路線もチェックしながら、交通アクセスを把握しておくことが、子育てしやすい街を選ぶポイントです。
神奈川県の主な子育て支援
神奈川県は、子育てを支援する取り組みを多く行っています。ここでは、主な子育て支援をいくつか紹介します。
かながわ子育て応援パスポート
神奈川県では、事業者や店舗と協力して、子育てをサポートする取り組みを行っています。「かながわ子育て応援パスポート」は、妊娠中の方や子どものいる家庭からの登録を受けて、県が発行する登録証です。
協力事業者や店舗に提示することで、割引や景品の提供といったサービスを受けられます。サービスは各事業者がそれぞれ設定しており、商品の割引や、ミルクに使用するお湯の提供などが中心です。
事業にとってもPRなどのメリットがある「かながわ子育て応援パスポート」の制度は、地域全体が協力する子育てしやすい街づくりへの、大きな効果が期待できます。
かながわパパ応援ウェブサイト「パパノミカタ」
神奈川県は、子育て初心者の父親の子育てを支援するサイトを開設しています。かながわパパ応援ウェブサイト「パパノミカタ」は、子育てに関する基礎知識やコミュニケーションのポイントなどの情報をまとめたサイトです。
子どもとの接し方だけでなく、パパ友づくりや家族とのコミュニケーションの方法といった「チームで子育てができる環境作り」の知識も学べます。
スマホでも見られる「パパノミカタ」は、子育ての指南書として、父親の役割をしっかりとサポートしてくれます。
子ども食堂を利用したい・実施したい・応援したい
神奈川県は、子ども食堂の運営にも力を入れています。子ども食堂とは、子どもたちに対して無料または低額で、栄養のある食事を提供する取組みです。
経済的な理由や、家族揃ってご飯を食べることが難しい環境にいる子どもたちが、温かい食事を食べ、ほかの子どもや地域住民と交流できる場として注目されています。
子ども食堂の多くは、任意団体やNPO法人、個人で運営しています。そのため、運営費やマンパワーの確保が難しい状況にあることがほとんどです。
神奈川県は子ども食堂の利用だけでなく、運営を始めたり、応援したりしやすい環境をつくることで、継続した支援に努めています。
小児医療費助成
神奈川県には、子どもがケガや病気になった際に、金銭的負担を軽減できる制度が存在します。小児医療費助成は、中学生以下の小児が入院や通院をした場合に、医療費が支給される制度です。
対象年齢や所得制限、一部負担金の有無は市町村ごとに独自の基準がありますが、これも子育てを支える大切な制度です。
幼児教育・保育の無償化
子育てを経済面からサポートする大事な制度として、令和元年10月から、幼児教育・保育の無償化が始まっています。
神奈川県でも、保育所や幼稚園、認可外保育施設などを利用する3歳〜5歳のすべての子どもと、0歳〜2歳の住民税非課税世帯を対象とする子どもの利用料が無料となります。
まとめ
子育ての負担は、体力面や経済面、精神面などさまざまです。子にも親にもメリットがたくさんあるのが、子育てしやすい街で暮らすことです。移住のタイミングとしては、幼児期の支援や子どものコミュニティを考えたうえでも、出産前が理想といえます。
子育てを見据えた移住には、周辺環境や交通アクセス、治安のよさだけでなく、待機児童数、子育て世帯の数、子育て支援制度の充実度合いを把握しておくことが重要です。地域の利便性や自治体の支援などは、負担の軽減に大きくつながるでしょう。
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