2023.08.30

壁紙の張り替えにかかる費用相場!DIYでのやり方は?

既存の部屋を新築のようにまっさらな印象にしたいなら、壁紙の張り替えがおすすめです。インテリアを新しく揃えるのもいいですが、壁紙を張り替えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。

しかし、初めて壁紙を張り替えるときは「どこに頼めばいいのか」「張り替えくらいなら自分でできないか」「費用はどれくらいかかるだろう」など、ご不明なことも多いでしょう。

そこで今回は、壁紙の張り替えについて、かかる費用や自分で張り替える場合のメリットとデメリットや、張り替えの手順などを詳しく解説します。依頼する場合のおすすめ業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

壁紙の張り替えにかかる費用相場

壁紙の張り替えを業者に頼むと、壁紙の価格と施工費用の両方がかかります。業者に頼む場合の費用相場と内訳について解説します。

費用相場

壁紙は一般的に、スタンダードグレードとハイグレードの2種類あり、壁紙の張り替えにかかる費用は、使用する壁紙の種類と面積によって異なります。

紹介する費用の相場は、スタンダードタイプは1平方メートルあたり1,000円、ハイグレードタイプは1,500円の壁紙費用に施工費用をくわえた金額です。

部屋の広さ別の費用相場は次のとおりです。

部屋の広さ スタンダードグレード ハイグレード
4.5畳 3万円~4万円 4.9万円~5.6万円
6畳 4万円~4.9万円 5.6万円~6.5万円
8畳 4.6万円~5.6万円 6.5万円~7.5万円
10畳 5.2万円~6.3万円 7.3万円~8.4万円
12畳 5.7万円~6.8万円 7.9万円~9.1万円
15畳 6.4万円~7.7万円 8.9万円~10.2万円
20畳 7.4万円~8.9万円 10.3万円~11.9万円

また、戸建てやマンションの部屋の壁紙をすべて張り替えたい場合の費用は、次のとおりです。

壁紙の種類 戸建て マンション
スタンダードグレード 45万円~60万円 25万円~35万円
ハイグレード 67.5万円~90万円 37.5万円~52.5万円

このように、戸建ての費用はマンションの約2倍の費用がかかります。

費用内訳

壁紙の張り替えにかかる費用は、上記で記載した壁紙代+施工費用にくわえて、1~3万円程度の諸費用がかかります。

主な諸費用は下記のとおりです。

・ 養生費用
・ もとの壁紙を剥がす費用
・ 剥がした壁紙を処分する費用
・ 壁紙の下地を整える費用

また、すでに住んでいる場合など、張り替えのために家具や家電を移動させる必要がある場合は、別途移動費用がかかることも想定しておきましょう。

壁紙の張り替え方法を比較

上記でプロの業者に依頼する場合を紹介しましたが、壁紙は自分での張り替えも可能です。それぞれのケースのメリットとデメリットを解説します。

DIYで張り替える場合

自分で壁紙を張り替えする、DIYのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

DIYで壁紙を張り替えるメリットは、
・ 費用を業者に依頼するより安くできる
・ 補修も自分でできる
・ 達成感を得られて愛着がわく

などです。

DIYで壁紙を張り替える最大のメリットは、費用を抑えられるところです。業者に依頼した場合、6畳の部屋の壁紙を張り替えるには4万円~4.9万円ほどかかります。しかし、DIYだと1万円ほどと、約4分の1の費用で施工可能です。

また、DIYで壁紙を張り替えると、壁紙の種類や施工方法などの知識が身につきます。そのため、途中で浮いてきた場合など補修が必要になっても、自分での補修が可能です。

費用を抑えられる、補修も自分でできることにくわえ、自分で施工したことによって達成感を得られるため、失敗した部分があっても愛着がわくこともあるでしょう。

デメリット

DIY初心者の方が施工すると、次のようなデメリットが考えられます。

・ 仕上がりが納得いかないものになる
・ 手間がかかる
・ 自己流で行うと壁紙選びや施工の失敗が起こる

DIY初心者が壁紙を張る場合、繋ぎ目が合わない、ゆがみが出るなど、納得のいく仕上がりにならない場合があります。初めて行う場合は、事前に張り方のコツや手順をしっかり確認して失敗を防ぎましょう。

とくに手順を把握しておかないと、何度もやり直すなど時間や手間がかかり、場合によっては壁紙の買い直しも必要です。

さらに壁紙の種類は豊富なため、選び方を間違えると部屋のイメージに合わない、洗面所に適していない壁紙を張ってしまったなど、失敗が起こります。事前に、壁紙の種類についての知識も入れておきましょう。

業者に依頼して張り替える場合

業者に依頼して壁紙を張り替える場合のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

プロの業者に依頼すると、

・仕上がりがきれい
・壁紙選びのアドバイスを受けられる
・手間がかからない

など、手間なく完成度の高い仕上がりになるメリットがあります。

DIYで壁紙を張る場合と異なりプロが施工するため、きれいに仕上がるところが一番のメリットです。面積が大きい場所に張る場合は、どうしても繋ぎ目ができますが、繋ぎ目がわからないほど丁寧に仕上げてくれます。

また、業者は壁紙選びから携わってくれるため、場所に適した壁紙選びのアドバイスを受けられるところもメリットです。壁紙は機能性の違いもあるため、使用場所に適した壁紙を選ぶ必要があります。

業者に依頼する際は、依頼主はまったく施工の手間がかかりません。壁紙や施工方法を選んだり、進行具合を確認したりなどは必要ですが、完成まではすべて業者に任せられます。また、既存の壁紙を剥がして回収してもらえるなど、片づけの手間も必要ありません。

自分で壁紙を張るのは失敗しそうで不安、きれいに仕上げたい、忙しくDIYする時間を確保できないなどの方は、業者への依頼がおすすめです。

デメリット

業者に依頼する場合は、

・ 費用がかかる
・ どこに依頼すればいいか迷う

などのデメリットがあります。

施工をプロにお願いするため、どうしても費用はDIYよりもかかるところが難点です。しかし、その分満足いく仕上がりにしてもらえるため、費用を出すだけの価値はあります。

RE:days(リデイズ)では、壁紙のリフォームも行っています。リノベーションやリフォームを専門にしている業者のため、細かい注意点やお客様のさまざまな疑問に対してアドバイスを行うことができますので、安心してご相談くださいませ。

張り替え前に知っておきたい壁紙の知識

壁紙には、見た目でわかるデザインや素材の違いだけでなく、消臭やカビ・結露防止など機能性の違いもあります。

デザインの違い

部屋の印象を大きく左右する壁紙のデザインは、数えられないほど多くあります。なかでも、よく選ばれるデザインを紹介します。

・ 木目柄
木目柄のデザインは、ナチュラルタイプ・シャビーシックタイプ・ダークタイプなどさまざまです。どんなテイストの部屋にも合わせやすいため、壁紙のデザインの中でも人気があります。

木目柄はどの部屋に使用してもマッチしますが、温かみのあるデザインのため、とくに寝室やリビングなど、落ち着いて過ごしたい部屋での使用がおすすめです。

白を基調としたナチュラルタイプは北欧インテリアスタイル、モノクロウッド調のシャビーシックタイプはビンテージ風インテリア、ダークブラウンカラーのダークタイプはシックなモダンインテリアによく合います。

・ レンガ柄
温もりを感じられるレンガ柄は、ナチュラルカラー・ダークカラー・ホワイトカラーなどカラー展開が多く、木目柄と同じくさまざまなテイストの部屋に合わせられるデザインです。レンガ柄は部屋の一面のみ使用すると、部屋のアクセントにもなります。

・ コンクリート柄
コンクリート柄は生活感を出さないスタイルを好む方や、クールにまとめたい男性のひとり部屋におすすめのデザインです。

実際のコンクリートを壁にすると、冬場が寒くて過ごしにくいデメリットがありますが、壁紙であればコンクリートの雰囲気を楽しめるほか、冬場でも暖かく過ごせます。

・ 花柄
子ども部屋やひとり暮らしの女性の部屋におすすめのデザインです。花柄といってもポップな印象になる大きな花柄、柔らかいイメージの小さな花など、花の大きさや種類によってもイメージが異なります。

・ モダン柄
静かに過ごしたい寝室や仕事部屋には、モダン柄がおすすめです。シックなカラーを選べばクールな印象になるため、男性のひとり暮らしの壁紙にも合っています。

・ ポップ柄
気分の上がる部屋を演出したいなら、個性的なポップ柄をチェックしましょう。子ども部屋にもおすすめです。インテリアのデザインは、ポップ柄に馴染むタイプを選ぶ必要があるため、インテリア選びなど部屋作りも楽しめます。

・ ヨーロピアン柄
ヨーロピアン柄は、ホテルのような高級感が漂う雰囲気を作れます。上品でエレガントな印象のため、玄関や廊下など、一目につきやすい場所の壁紙におすすめです。

・ 塗り壁柄
質感が特徴的な塗り壁柄は、ワンランク上の洋風スタイルにおすすめです。ホワイト一色でも凹凸があるため、カラーで個性を出さなくても印象的な部屋になります。個人部屋から玄関や洗面所など、どの場所でも馴染みやすいデザインです。

素材の違い

壁紙には、以下の素材が使われています。

・ ビニールクロス:安価で耐久性が高く、汚れも取りやすいためお手入れが簡単
・ プラスチック系壁紙:合成樹脂が主原料でビニールクロスと同じく安くて耐久性がある
・ 無機質系壁紙:漆喰・珪藻土・ガラスなどで作られたもの
・ 紙クロス:和紙や輸入紙で作られており音を吸収しやすい
・ 繊維系壁紙:植物繊維や化学繊維が原料で水に強く破れにくい

過ごす時間の長いリビングには、耐久性が高くてお手入れしやすいビニールクロスやプラスチック系壁紙、見た目を重視したい玄関には無機質系壁紙がおすすめです。

また、賑やかな子ども部屋には紙クロス、キッチン・洗面所・トイレと水回りには繊維系壁紙など、張り替える場所の用途に合わせて壁紙の素材を選びましょう。

機能性の違い

機能性が備わった壁紙も販売されています。備わっている機能は、下記のとおりです。

・ 耐久性
・ 防汚性
・ 耐薬品性
・ 消臭効果
・ 耐クラック性能(ひび割れを軽減する)
・ 抗ウイルス・抗アレルギー・抗菌
・ 省エネ
・ 撥水

そのほか、落書き可能なタイプやマグネット対応している壁紙もあります。

DIYで張り替えに必要な道具

壁紙をDIYで張り替える場合に必要な基本の道具は、以下の10点です。

・ カッターやハサミ
・ ヘラ
・ ローラー
・ カット定規
・ なでバケ
・ スポンジ
・ 竹ベラ
・ 地ベラ
・ のり
・ バケツ

揃える道具を減らしたいときは、ヘラ・ハケ・ローラーなどがひとつで代役できるスムーサーをチェックしましょう。

DIYで壁紙を張り替える方法

DIYで壁紙を張り替える6つの手順を紹介します。

手順1.壁の下処理をする

まずは、もとの壁紙をカッターの刃を寝かせながら繋ぎ目や角に差し込み、壁を傷つけないようにゆっくり剥がしましょう。

壁紙の張り替えには、もとの壁紙を剥がさずに上から張る方法もありますが、もとの壁紙の表面に凹凸がある場合は、仕上がりが汚くなります。

また、もとの壁紙がコーティングされている場合は、のりがつきにくくすぐ剥がれてしまうため、のりがつきやすい素材かの確認が必要です。

壁紙を剥がすのは手間ですが、仕上がりをきれいにするためには、もとの壁紙を剥がしてから新しい壁紙を張りましょう。

手順2.壁紙を必要な長さにカットする

もとの壁紙を剥がしたら壁紙を張る場所の寸法を測り、カット定規できれいにカットします。壁紙のカットサイズは、天井と壁の境目をわかりにくくするために、採寸した長さよりも上下5センチほど長めにカットしましょう。

カットの際は、壁紙のデザインにも配慮しましょう。木目柄やコンクリート柄など、どこでカットしてもデザインに響かないものであれば気にする必要はありません。しかし、花柄やヨーロピアン柄など個性的なデザインの場合、繋ぎ目部分は柄が繋がっている方がきれいです。

張る場所の面積が広い場合は位置がずれやすいため、カット後に位置を確認し、鉛筆で目印をつけておくと失敗しません。

手順3.壁紙にのりをつける

壁紙の裏地にのりをつけて、張りつける準備をしましょう。壁紙には、裏地にのりや粘着シールがついているものもあります。しかし、ついていない場合はのりづけが必要です。のりをバケツに用意しましょう。

のりのつけ方は、壁紙の素材によって直塗りやローラー塗りなど異なります。壁紙を購入する際に、接着方法を確認しておくとスムーズです。

手順4.壁紙を貼る

目印を確認しながら、壁紙を張っていきます。端から張りつけると空気の逃げ場がなくなるため、中央から外に向かってなでバケで圧着させ、空気を抜きながら接着させましょう。なでバケは、均等に力を入れながら撫でるときれいに仕上がります。

手順5.余分な壁紙をカットする

壁紙全体を接着できたら、竹べらを使用して、角をしっかりと入れ込みます。角への入れ込みを怠ると見た目も悪くなり、剥がれやすくなるため、忘れず行いましょう。角への入れ込みができたら、余分なところをカット定規やカッターで切り落とします。

手順6.のりを拭き取って圧着させる

最後に余分なのりを拭き取って、しっかり圧着させましょう。余分な壁紙をカットする際に、接着時に押し出された余分なのりが出てきます。余分なのりは、水を含ませたスポンジを使って丁寧に拭き取りましょう。

仕上げの圧着は、繋ぎ目や切り取った部分を上からローラーで圧力をかけると、きれいに仕上がります。

DIYのよくある失敗例と対処法

DIYでよくある失敗例を対処法と合わせて紹介します。とくにDIY初心者は、確認しておくと張り直しを防げますので、参考にしてください。

部屋の雰囲気と合わなくなってしまった

壁紙のデザインは、置きたいインテリアと雰囲気が合うか、しっかりイメージしてから選びましょう。すでに部屋を使用中などインテリアが揃っている場合は、合う壁紙のデザインをイメージしやすいため簡単です。

しかし、リフォームやリノベーションなど部屋の雰囲気をいちから作る場合は、インテリアなどを設置してから、壁紙のデザイン選びの失敗に気づく場合があります。

インテリアがすでに手元にある場合は、設置してみてイメージを膨らませてからデザインを決めましょう。

壁と同じ大きさの壁紙を買ってしまった

壁紙は余白がある壁紙をカットしてから張りつけるため、張りたい位置の面積よりも大きめのサイズを購入しましょう。ちょうどのサイズを購入すると、天井と境目があいてしまうため、繋ぎ目が目立ちます。

DIYで壁紙を張り替える方法の手順2で紹介したとおり、繋ぎ目を目立たせないためには、上下5センチほど長めにカットするのがおすすめです。

また、初心者の方は張り替えに失敗することも考慮して、壁紙を多めに用意しておきましょう。

壁紙に余分な空気が入ってしまった

壁紙に空気が入って浮いてしまった場合は、乾燥させると改善する場合があります。ドライヤーの温風を浮いた部分に当てて乾燥させましょう。

ドライヤーの温風で改善しない場合は、アイロンで熱を与えます。アイロンは直接当てると壁紙が傷むため、軽く濡らしたタオルを間に挟んで使用しましょう。

2つの方法でも改善しない場合は、浮き補修用の注射器を使って接着剤を中に入れ、ローラーで圧着させます。

壁紙のしわが目立ってしまった

張った直後にしわができた場合は、しわがある部分まで丁寧に剥がし、再度しわを伸ばしながら接着します。

しかし、圧着後しばらくしてから気づいた場合はきれいに剥がせません。どうしてもしわが気になる場合は、しわがよっている部分をカッターでカットして、充填材で補修すれば見た目が整います。

壁と天井の境目が目立ってしまった

壁と天井の境目の目立ちは、コーキング材を境目に流せば隠せます。コーキング材とは、隙間を埋める充填材です。

コーキング材を使用する際は、周りにつかないように養生テープやマスキングテープを貼ってから行います。コーキング材の表面が乾いたら、テープを外して問題ありません。

壁紙同士の繋ぎ目がずれてしまった

壁紙同士の繋ぎ目がずれた場合は、張り直しが必要です。壁紙をずらさずに張るポイントは、張ってある壁紙に合わせてカットすることです。そして、張る際は3センチ程度重なるようにすると、繋ぎ目がきれいに仕上がります。

壁紙のなかには、繋ぎ合わせやすいよう印がついているタイプがあるため、初心者には印つきの壁紙がおすすめです。印がある壁紙の場合は、印が重なるように張りましょう。

家電が不調になってしまった

壁紙を張り替える際には、細かいほこりが舞います。エアコンや照明を含む家電は別の部屋に移動させ、家電にほこりが入らないように対策しましょう。家電にビニールをかぶせる程度では、細かいほこりが入り込んでしまいます。

業者に依頼するならどこがおすすめ?

壁紙の張り替えを依頼する際の業者は、ハウスメーカー・工務店・クロス職人が思いつく方も多いのではないでしょうか。

しかし、壁紙の張り替えにはリフォーム会社をおすすめします。それぞれの業種の特徴の紹介と、なぜリフォーム会社がおすすめなのか解説します。

リフォーム会社

内装工事を得意とする業者に依頼を考えるなら、リフォーム会社をおすすめします。リフォーム会社なら実績も豊富です。また、ホームページなどで実例を掲載しているリフォーム会社なら、自分のイメージと合うかも確認でき、信頼性も増すでしょう。

RE:days(リデイズ)では、リノベーション初心者向けにさまざまなセミナーを行っています。具体的な不明点がある方には、無料の個別相談会がおすすめです。

リノベーションを自分で進めるか、プロと進めるのがいいか迷っている場合の相談ができるほか、具体的にかかる費用なども教えてくれます。不安点がある方は、ぜひ一度セミナーに参加してみてください。

ハウスメーカー

信頼性をポイントに業者を選ぶなら、ハウスメーカーがおすすめです。ハウスメーカーは信頼性と実績のある大手企業も多く、安心感があります。

また、新築を建てた場合は、ハウスメーカーの専任担当者がついています。壁紙を張り替えたくなった場合も専任担当者であれば、部屋の構造なども把握しているため、施工までの時間が短縮できるところもメリットです。

しかし、ハウスメーカーに依頼すると、以下で紹介する工務店やクロス職人より費用がかかります。ハウスメーカーは、設計・施工は別の業者に外注しているため、施工費が割高になる傾向があります。

壁紙の張り替えにかかる費用よりも、打ち合わせの少なさや信頼性の高さをとるなら、ハウスメーカーがおすすめです。

工務店

工務店には、新築をメインとする工務店とリフォームをメインとする工務店があります。壁紙の張り替えを工務店に依頼するには、リフォームをメインとする工務店を選びましょう。

リフォームメインの工務店は実績が豊富なだけでなく、受注が外注ではなく工務店のため費用も抑えられます。しかし、外装メインのところであれば内装にあたる壁紙の張り替えは外注になり、費用が高くなる場合があるため、注意が必要です。

リフォームメインの工務店は、リフォームを普段から受注しているため壁紙の張り替えにはおすすめの業者ですが、内装が得意かどうかを確認してから依頼しましょう。

クロス職人

基本的には、クロス職人に直接の依頼はできません。ハウスメーカーや新築をメインとする工務店が、壁紙の張り替えを外注する先はクロス職人です。それなら直接クロス職人に依頼する方が早くて、費用も抑えられると考える方もいるでしょう。

しかし、自分で仕事を受注しているクロス職人はほとんどおらず、ハウスメーカーや工務店などから依頼を受ける形が一般的です。

壁紙には、おしゃれな空間を演出できるアクセントクロスという選択肢もあります。こちらの記事では、アクセントクロスの魅力や選び方などを紹介しています。

まとめ

初心者が壁紙を張り替えるには、壁紙の知識などポイントを押さえ、手順に沿った張り替え方法で進めていくのがおすすめです。必要な道具とかかる費用もチェックして、DIYを計画しましょう。

しかし、DIYは施工の手間がかかるほか、失敗して張り替えが必要になったり、イメージどおりに仕上がらなかったりする場合もあります。

手間をかけずにきれいに仕上げたいなら、リノベーション・リフォーム会社に依頼するのがおすすめです。

RE:days(リデイズ)では、自分らしい暮らしをご提案しております。
ホームページでは、リノベーション事例を家族構成・広さ・間取り・築年数と合わせて、わかりやすく掲載しています。実際の施工事例をぜひチェックして、理想の空間づくりをイメージしてみてください。

また、RE:days(リデイズ)では、リノベーションに関する無料個別相談会を開催しています。リノベーション・リフォーム会社への依頼をご検討中の方は、ぜひお問い合わせページからご相談ください。