2023.12.26

ユニットバスとはどのような物件のこと?メリットや向いている人

ユニットバスは、浴室、洗面台、トイレがセットになった設備を指します。各パーツがセットになっていますので、現場で簡単に組み立てられます。 一般的にユニットバスというと、ビジネスホテルなどで採用している浴室、トイレ、洗面台が一体型になっているものを想像します。ユニットバスにも種類があり、セット内容でスタイルが変わります。

ユニットバスは清潔感を重視する方や、忙しいライフスタイルを持つ方にとっても理想的な工法です。今回の記事では、ユニットバスの特徴やメリットなどをご紹介していきます。

ユニットバスとはどのような物件?

まずは、ユニットバスとはどのような物件なのかを解説します。冒頭でも簡単に触れましたが、ユニットバスというとビジネスホテルなどをイメージする方が少なくありません。 しかし、マンションや戸建て物件でもユニットバスという言葉は使います。ユニットバスには種類がありますので、まずは定義を理解していただいた上でご紹介します。

ユニットバスの定義

一般的には、洗い場、浴槽、トイレ、洗面台などが一つのユニットとして組み込まれている浴室のことをユニットバスといいます。 その特長は、コンパクトで限られたスペースを最大限に有効活用できる点にあります。さらにユニットバスは、取り付けが比較的容易であることも普及したひとつの要因です。

ユニットで組まれているためデザインの統一感もあり、住宅のレイアウトや設計のしやすさも魅力です。リフォームする際も、ユニットバスを分解して搬入できますので、作業性も向上します。 また、ユニットバスとシステムバスについて混同されることがありますが、実際にはほとんど同じものとみなされています。システムキッチンのように、 オプション機能を追加できることからシステムバスとも呼ばれるようになりました。

ユニットバスには種類がある

ユニットバスといえば浴室、トイレ、洗面台がセットになったものが主流に感じます。しかし、ユニットバスは大きく分けて3種類あります。

まずひとつ目の1点ユニットバスは、浴室のみが独立しているタイプです。主に浴槽と洗い場で構成され、戸建てやマンションでスタンダードなタイプです。 続いて2点ユニットバスは、浴室内に洗面台が組み込まれているタイプの浴室です。壁、天井、床、浴槽が一体化し、洗面台も同じ空間に配置されています。 スペースが限られている賃貸住宅に多いタイプとなります。最後に紹介する3点ユニットバスは、浴室内に洗面台とトイレがセットになっているタイプです。

賃貸物件のほかに、ビジネスホテルなどに多く採用されています。このように、ユニットバスといっても3種類ありますので、好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。

ユニットバス物件のメリット

ユニットバスの定義をご確認いただいたところで、ユニットバスを採用するメリットを紹介いたします。 コンパクトでありながら機能的なデザインが特徴であり、手軽な取り付けとお手入れのしやすさが魅力です。メリットをご確認いただければ、近年多くの住宅で採用されている理由もうなずけます。

後ほどユニットバスのデメリットを紹介しますので、比較しながら検討してみてください。

掃除が楽

まずひとつ目のメリットは、掃除が楽という点にあります。浴室と洗い場が一体化しているため、すき間が少なく水はけがよい特徴があります。

壁や床の一体成型設計により、カビや汚れが付着しにくく、日常のお手入れがとても楽になります。ユニットバスのメーカーも、カビや水垢が付着しにくい素材を積極的に採用しています。

忙しい生活を送る方々や、清潔感を重視する住居者にとってユニットバスは最適な選択といえるでしょう。

工事期間が短い

ユニットバスを採用することで、工事期間の短縮も可能になります。各パーツは組み立てが容易なため、設置をスピーディーに行えます。

とくに住宅のリノベーションを行う場合は、浴室を使用できない期間を短くできます。短い工事期間は、住居者にとって不便を最小限に抑えるメリットがあります。

比較的家賃が安い

ユニットバス物件の魅力は、比較的家賃が安いことです。浴室、トイレ、洗面台を一体化させた3点ユニットバスの場合、トータルのコストが削減できます。 トイレ、洗面台が独立したタイプの住宅に比べて、家賃が抑えられる理由となっています。とくに都市部や駅近エリアでは、3点ユニットバスを採用して居住スペースを確保し、家賃を抑えています。

一人暮らしの方を中心に、コンパクトでミニマムな生活スタイルを求める層にユニットバスは選ばれています。

気密性に優れている

ユニットバスは一体化になっている構造上、気密性に優れています。一体成型された壁や床、天井により、すき間やつぎ目が少なく、外部からの空気や湿気の浸入を最小限に抑えます。 すき間が少ないことから、室内の温度や湿度を一定に保ち、冬場でも暖かい状態を維持します。断熱性や防水性にも優れており、結露や漏水のリスクが低減します。

快適な空間を提供する一方で、エネルギーコストの削減にも寄与するため、エコロジーな住まいとしても注目を集めています。

ユニットバス物件にデメリットはある?

ユニットバスは数々の利点がある一方で、デメリットにも目を向けなければなりません。一体構造ゆえの修繕の難しさや、3点ユニットバスのようにスペースが制約されてしまいます。 好みやライフスタイルによっては、ユニットバスが適さないケースがあるのです。物件選びの際は、メリットとデメリットのバランスを考慮することが大切です。

ここからは、ユニットバスのデメリットについて触れていきます。

通気性が悪くカビが発生しやすい

ユニットバスにおけるデメリットのひとつは、通気性が悪くカビが発生しやすいという点です。ユニットバスは一体成型された構造ですので、湿気がこもりやすい状況が発生します。 湿度の上昇はカビの繁殖を促進し、壁や天井にカビが発生しやすくなります。そのため、定期的な換気や適切な通気対策が必要です。

24時間換気といった対策や、定期的な清掃と換気習慣がとても大切です。

収納スペースが確保できない

ユニットバスのもうひとつのデメリットが、収納スペースが確保しにくいことです。2点ユニットバスや3点ユニットバスの場合、洗面台やトイレが一体となっているため、スペースが制約されます。 その結果、タオルや洗剤、洗面用具などの収納に十分なスペースを確保することが難しくなります。ユニットバス物件を選択する際は、収納ニーズに合わせた計画が大切です。

賢い収納術を駆使することで、限られたスペースでも快適な生活を築くことが可能となります。

浴室とトイレが同時に使用できない

3点ユニットバスの場合、浴室とトイレが同時に使用できないというデメリットがあります。コンパクトな構造が利点としてありますが、浴槽とトイレが同一空間に配置されていることを忘れてはいけません。 たとえば、家族や同居者が同時にバスルームを利用する場合に調整が必要となります。同居する家族がいる場合は、浴室とトイレが別になっている1点ユニットバスか2点ユニットバスを選びましょう。

ユニットバスが向いている人

ここからは、ユニットバスはどんな人に、向いているのか解説していきます。浴室、トイレ、洗面台が一体になっている3点ユニットバスであれば、一人暮らしやスペースが限られた賃貸アパートなどにおすすめです。 限られたスペースを効率的に利用でき、日々の掃除やお手入れも楽に行えます。反対に家族など複数人で同居する場合は、1点ユニットバスのような独立型の物件が最適です。

このように、ニーズに応じてユニットバスの向き不向きがありますので、自分のライフスタイルに合ったユニットバスを選択しましょう。

独立洗面台がなくてもよい

一人暮らしの場合であれば、独立した洗面台がなくても十分に快適な生活を楽しめます。普段から歯磨きや手洗いをキッチンで行う方は、2点ユニットバスや3点ユニットバスでも意外と困りません。 とくに男性の一人暮らしの場合は、洗面台が独立している必要がないという方も少なくありません。日頃のライフスタイルを振り返ってみて、洗面台の必要性を考えてみましょう。

なるべく家賃を抑えたい

少しでも家賃を抑えたいと考える方にとって、ユニットバス物件は理想的な選択肢となります。ユニットバスはコンパクトで効率的な構造を持ち、限られたスペースを最大限に活用できるため、家賃が抑えられる傾向があります。 ユニットによる施工のしやすさも、コストを抑制する要因となっています。とくに、3点ユニットバスは家賃が安い傾向にあります。

賃貸物件としても競争力が高くないため、相場よりも安く借りられる可能性があるのです。トイレとお風呂がついていれば問題ないという方は、3点ユニットバスの物件を視野に入れておきましょう。

湯舟につからずシャワーのみの方が多い

近年、湯舟につからずシャワーのみを利用する方が増えています。これは、単身世帯や忙しいライフスタイルの方に多くみられます。

普段からシャワーのみの利用であれば、3点ユニットバスや2点ユニットバスでも問題ありません。湯舟につかる人の場合、3点ユニットバスでは非常に不便を感じますが、シャワーのみであればその問題もクリアです。 結果的に水の節約にもなりますので、日頃からシャワーのみで済ませている方は、ユニットバスの種類にも注目してみましょう。

ユニットバスがある物件は、家賃を抑えられる分全体の広さが狭いこともありますが、インテリアやデザインは限られた広さでも演出できます。 こちらでは、ミッドセンチュリーという1950年代にブームとなったデザインの特徴をお伝えしますので合わせてご覧ください。

まとめ

ユニットバスは、コンパクトながら機能性に富んだ設備の一つです。一口にユニットバスといっても3種類ありますので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

ユニットバスというと、世間的には3点ユニットバスのイメージがあります。しかし、浴室、トイレ、洗面台が独立している物件があることも覚えておきましょう。

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